創部40周年を記念し、初のセッションレコーディングによる待望のアルバムが遂に完成です。2008年の委嘱作品、酒井格の「藍色の谷」や樽屋雅徳・石毛里佳の新作、中橋愛生のアレンジ作品「威風堂々」は貴重な原調で描かれ、注目の作品ばかり。さらに京都市交響楽団首席トロンボーン奏者・岡本哲をゲストに迎えた「ラプソディア・ボレアリス」では岡本のやわらかくも心のある音色、音を自由自在に操る高い技術は必聴です。美しく澄んだサウンドながら存在感のある音色、意欲的なプログラムで臨んだ彼らの"挑戦"そして伝統を感じる一枚に仕上がりました。