2012年に噂のチューバ サンクトペテルブルクが上陸した。噂を確かめるべくチューバパートの某S氏が試奏を行なった。 美しいニッケルメッキのボディから奏でられる音色は、伸びやかで明るい印象を受けた。 吹奏感はロータリーとは思えないほど反応が良く、音の粒立ちも大変良い。 部活動等で多く使われているものと比べると少しソリッドな印象を受ける。 はっきりとした演奏を求めるなら強い味方になってくれるだろう。 何よりも一番の魅力は価格帯だとS氏は話す。40万円台でこのような楽器に出会えることは、チューバ吹きにとって幸運なことかもしれない。(1963)

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