12月26日(月)、ザ・シンフォニーホールにて第49回定期演奏会を開催いたしました。
今年は第1部と第2部の2部構成でお送りし、第2部2曲目にはマリンバ奏者の高田亮さんをゲストとしてお迎えしました。

開場後、サックス4重奏による幕前アンサンブル演奏を終え、第1部はJ.バーンズ作曲「交響的序曲」で　輝かしく幕を開けました。続いて2曲目に演奏しましたP.グレイアム作曲「Gaelforce」ではケルト民謡を交えながらゲール民族の世界を各楽器のソロで表現しました。
第1部最後にはF.シュミット作曲「ディオニソスの祭り」を演奏し、祭りの狂乱と陶酔の様子を迫力のあるサウンドでお届けしました。

小休憩では、木管5重奏によるアンサンブルを披露いたしました。その後、F.v.スッペ作曲「喜歌劇『詩人と農夫』序曲」で第2部を再開いたしました。ゲストステージでは、安倍圭子作曲「Prism Rhapsody 」を演奏し、高田さんの超絶技巧をお楽しみいただきました。
演奏会最後の曲目となるR.ワーグナー作曲「歌劇『さまよえるオランダ人』序曲」では、オーケストラの楽曲を吹奏楽アレンジでお届けいたしました。伝説の物語が元になっているオペラの世界を味わっていただけたのではないでしょうか。
アンコールでは、真島俊夫作曲「SOUSA’S HOLIDAY（スーザス・ホリディ) 星条旗よ永遠なれ」を演奏し、煌びやかに演奏会を締め括りました。

今年の定期演奏会は　オンライン配信も行い、より多くの方々に私たちの演奏をお届けいたしました。

この演奏会をもって、4回生は卒部となりました。
今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響により、日頃の練習だけでなく様々な本番が延期・中止や活動自粛を余儀なくされる期間もありましたが、有難いことに定期演奏会ではお客さまを迎えて開催することができました。
厳しい冷え込みの中足を運んでくださった皆さま、オンライン配信をご視聴してくださった皆さま、ありがとうございました。

まだまだ不安が続く世の中ではありますが、2023年も「音楽」「感謝」の気持ちを胸に部員一同精進して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

※演奏時のみ、マスクを外しております。